エアーコンバットIII
遊撃王II、エアーコンバットIIと続いたシステムソフト社フライト物シリーズの集大成であり、PC-9801時代の代表的な国産コンバットフライトシムです。 プレイヤーは民間軍事組織のパイロットとして色々な機種を乗りこなしつつ世界各地を転戦します。 全般
70ページ余りのマニュアルにはプレストーリー、操作方法が記述されており、巻末には登場航空機のシミュレーション中における性能一覧表があります。 時代は21世紀初頭で、MACH(Mercenary Air force Control Headhunter)というパイロットの養成と派遣を行う民間軍事組織が舞台になっています。 パイロットとウイングマンの「顔」が選択可能になっており、シミュレーションへの没入感を高めることが出来ます。 難易度も設定可能になっています。 メインメニューはBRIEFING ROOM、TRAINING ROOM、VIDEO ROOM、PRIVATE ROOMからなります。 BRIEFING ROOMは作戦司令室を擬しており、キャンペーンミッションへの入り口になっています。
自機及び僚機はF-14、F-15E、F-16、F/A-18、F-22A、F-117、F-4E、F-5E、A-10、Su-24、Su-27、MiG-21、MiG-29、MiG-31、Rafale、Harrier、Tornado、JAS39といった色々な機体で飛行可能です。
エアーコンバットIIからは、多少機能が向上しています。 PRIVATE ROOMは、パイロットの居室を擬しており、プレイヤー及びウイングマンの撃墜数、ポイント、階級等を確認可能です。
アビオニクス及び兵装コックピットはHUDと主計器板左側の自動追尾カメラディスプレイ及び中央の全方位レーダ/マップディスプレイはエアーコンバットIIと同様の配置ですが、右側上部に左からミサイルの回避や格闘戦に用いる大倍率レーダである近接レーダディスプレイ及び自機後方からの視点で敵の位置を大倍率で示す空戦レーダディスプレイが追加されています。それに伴いチェックディスプレイは小型化され右舷側のみの表示に簡略化されています。比較的古い機種と新型の機種ではコックピットの飾り付けが多少異なりますが、表示内容は一緒です。 兵装は一般化された名称を用いていたエアーコンバットIIとは異なり、SIDEWINDER、MAVERICK等の実名が用いられています。
グラフィックPC-9801標準の640×400ドット、16色であり、塗装が模擬された他はオブジェクトの細かさ等に目立って進化した様子は見られません。
フライトモデル遊撃王II、エアーコンバットIIの伝統に則った操縦感覚であり、ダイナミクスというものを全く感じないほど簡略化されています。 機種を変更するとそれなりに最大速度や加速性、操縦性等が変更されますが、フライトエンベロープは、実機とかけ離れており、高度による最大mach数の変化も模擬されてはいないようです。同一機種でもエンベロープはエアーコンバットIIから多少変更されているようです。その他DOS窓での起動方法DOS窓で動作可能であり、その場合にスクリーンショットは、[COPY]により、クリップボード経由保存することができます。ただし、私の環境では、DOS窓でシミュレーション起動時にDisk1を入れたにも係わらずDisk1を要求するメッセージが出てそのままでは起動しません。 その場合、おもむろにDisk2と入れ替えると何故か起動します。Disk2を入れた後に再びDisk1を要求するメッセージが出た場合には、何度かDisk1とDisk2を入れ替える操作を繰り返すと起動します。 なお、最初からDisk2を入れておいても起動はしません。 操縦可能機種シナリオ集を含めたエアーコンバットシリーズの操縦可能機種は下表の通りです。
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