スーパーエアーコンバットII
時代は2014年で、プレイヤーは国際テロ組織を殲滅するための国連独立機動部隊のパイロットとして、世界各地を転戦します。 前作発売から僅か10ヶ月後の発売ですが、フライト部分以外の内容がかなり変更されています。 全体としては初心者向けということで、パソコンのフライトシミュレーションというよりも、エースコンバット等のコンシューマ機用ゲームに近い感じです。 全般
オープニングは70秒あまりのCGムービーになっていますが、前作同様、一目で本ソフトの位置づけが分かる内容になっています。 メインメニューでは、世界各地を舞台にした任意の11のミッションを選択可能です。各ミッションは訓練用のシミュレーション及び3段階の難易度からなる実戦から構成されています。11ミッションをクリアすると、12番目の最終ミッションがメニュー上に現れます。(全12ミッションのブリーフィング画面はこちら) 各ミッションで、プレイヤーは古今東西の24機種(11個のミッションをクリア後はこれにX-29を加えた25機種)から自機及び僚機を任意に選択可能です。 飛行記録再生機能や、プレイヤー登録も無いので、細かいことを言わずに単なるシューティングゲームとして楽しむ分には手っ取り早いかもしれません。
アビオニクス及び兵装コックピットは前作同様HUD及び3台のMFD等から構成されており、左のMFDはドッグファイト用自動追尾カメラ、中央のMFDは全方位レーダ/マップ表示、右のMFDはシステム状況表示です。他に、一見前作には無い補助計器が追加されているように見えますが、単なる固定画像が貼り付けられいるだけです。 兵装は特定の型名ではなく一般化されたSRM、MRM、LRM、AGM、BOMとECMを組み合わせた3種類のパックから選択可能というこのシリーズ定番のものになっています。 相変わらず初心者向けという意図のもとに、速度はm/s、高度はmというロシア機を彷彿とさせる単位系になっています。
グラフィック解像度は320x240ドット256色、640x480ドット256色、640x480ドットHigh Colorを選択可能であり、テクスチャが貼られる等前作から進歩していますが、どことなくコンシューマ機的な表現です。地上及び空中のオブジェクトは少々ざらついた感じで家庭用テレビでプレイしているかのような錯覚に陥ります。同時期に発売されている欧米製フライトシムに比べ、表現力で一歩も二歩も劣っていると言わざるを得ません。
フライトモデル
機種を変更するとそれなりに最大速度や加速性、操縦性等が変更されますが、竹を割ったようなフライトエンベロープであり、高度による最大mach数の変化も模擬されてはいないです。 その他操縦可能機種シナリオ集を含めたエアーコンバットシリーズの操縦可能機種は下表の通りです。
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