立体版遊撃王システムソフトのエアーコンバットシリーズの始祖とも言えるフライトシミュレーションです。 プレイヤーはDOGFIGHT Iという架空の機体を操縦し、亜空間通路の先にある謎の惑星で戦闘するというどこかで聞いたような設定です。 全般30ページ余りのマニュアル及び厚紙に青と赤のセロファンを貼ったステレオグラスが付属します。マニュアルには、操作方法の他に世界設定が記載されています。ソフトウエアはFD 1枚で、その他にデータ等を保存するためのユーザディスクが必要です。プロテクトがかかっており、HDD等へのインストールは出来ません。 起動後は、デモ画面でドッグファイトの様子が繰り広げられます。 フライトはREAL FIGHT、TRAINING、SIMULATIONを選択可能です。 REAL FIGHTにおけるプレイヤーの任務は、特殊戦闘機DOGFIGHT IでINDRA上の前進基地CRONから発進して、出現する謎の敵GRUPSを迎撃すると共に、PIPEを通って地球からの輸送機をINDRAまで護衛することです。 SIMULATIONは、いわゆるフリーフライトであり、惑星インドラ及び地球上の39箇所(愛知、北海道、秋田、石川、沖縄、香川、鹿児島、島根、滋賀、静岡、東京、千葉、長崎、新潟、愛媛、福岡、山口、アテネ、イスタンブール、ウィーン、エジプト、サンフランシスコ、シンガポール、南極、ニューヨーク、パリ、ハワイ、ブダペスト、ホンコン、ボンベイ、マニラ、メルボルン、モスクワ、モントリオール、リスボン、リバプール、レニングラード、ローマ、ロンドン)を選択可能です。
アビオニクス及び武装コックピットは、正面のウインドウ及びマルチパーパス・ディスプレイ、レーダースクリーン、水平儀、ダメージインジケータ、旋回計、燃料計、出力計、昇降計、メッセージエリアから構成されています。マルチパーパス・ディスプレイは目標追尾カメラ、PIPE内飛行や着陸のための誘導表示等が可能です。レーダースクリーンはいわゆる全周レーダーになっています。正面ウインドウにヘディング表示が無くかつコンパスの類もないため、慣れないうちは違和感を感じます。武装は自動追尾ミサイルAIM108F/SI及び半自動照準レーザーガンM78Z1Laserが模擬されています。
グラフィック敵機等のオブジェクト及び地形はサーフェースモデル(いわゆるポリゴン)で表現されています。またステレオ表示時には付属のステレオグラスを用いることにより、立体感を味わうことが可能です。 地球上の各地域のランドマークが表現され、空中散歩を楽しむことが出来ます。
誠に残念ながら私の乏しい知識では、飛行開始後のスクリーンショットを直接撮ることができませんでした。本ページの最初の3枚以外のスクリーンショットは、ダウンスキャンコンバータ経由別マシンでキャプチャした画像です。 フライトモデルダイナミクスは感じられませんが、上昇や旋回による減速が模擬されています。スロットルの増減に対して素直に速度が追従します。当方のPC-9801RAのV30モードにおけるフレームレートが目測で3〜5fps程度なので、操縦は結構な難易度です。 その他パッケージには対応機種としてPC-9801F2/M2/U2/VM等が記載されており、当方のPC-9801DAでは動作せず、PC-9801RAのV30モードで動作しました。Copyright(c) FLIGHT SIM HERITAGE 2002-2004. All Rights Reserved. 本ページの画像は立体版遊撃王のスクリーンショットであり知的所有権はシステムソフト・アルファーが所有しています。 Some material copyright SystemSoft Alpha.(c) 1985. [エアーコンバットII][シナリオ集][シナリオ集vol.2] [エアーコンバットIII][零戦記] [スーパーエアーコンバット][スーパーエアーコンバットII] [スーパーエアーコンバットIII][スーパーエアーコンバット4] [戦闘妖精雪風(PC版)] [FLIGHT LOG][SIM LIST][RANKING] [HOME] |