AIRCOMBAT 遊撃王II
20XX年の近未来を舞台にしたF-04 MI-C.A.D.O. (Multi purpose Intercepter-Computer Assisted Direct Operation)という架空の機体のシミュレーションです。 全般
マニュアルは30ページ余りで、操作方法の他にサイドストーリーとして、世界設定が記載されています。 時代は宇宙植民が実現している近未来で、世界は北アメリカ連合、ソヴェート民主統治連邦、ヨーロッパ連合、東アジア連邦の4大国家と環太平洋経済連合という企業体により統治されており、プレイヤーは環太平洋経済連合の傭兵です。 シミュレーションとしてはフライトモード(フリーフライト)とミッションモードがあります。フライトモードは世界12ヶ所の任意の場所で飛行可能です。ミッションモードは、いわゆるミッションクリア式のキャンペーンであり、開始時点でプレイヤーに少尉の階級が与えられ、偵察、攻撃、迎撃、護衛などの任務が課せられます。任務の実績により、昇進していくようになっています。敵機はF-4、F-16、F/A-18等といったメジャーな物からJ37のような比較的マイナーなものまで登場し、バラエティーに富んでいます。
アビオニクス及び武装コックピットはHUD及び2台のMFD等から構成されており、左のMFDは全方位レーダ及びドッグファイト用自動追尾カメラ、中央のMFDはマップ表示です。武装はレールガン、AAM、AGMの3種類のみです。他に偵察任務ではカメラによる撮影が可能です。
グラフィック解像度は640×400ですが、16色のため、ディザリングにより中間色を表現しています。自機の外VIEWは無く、視界も切替不能です。 通常の表示の他に夜間飛行時の視認性をあげるために、ワイヤードスキャンシステムによる表示モードを備えています。 DOS窓で動作可能であり、その場合にスクリーンショットは、[COPY]により、クリップボード経由保存することができます。
フライトモデル
ダイナミクスと言うものを全く感じないほどフライトモデルが簡略化されていますが、当時はそれ程気になりませんでした。 右のように竹を割ったようなフライトエンベロープになっており、最大速度は公称2.4machに対して、実測2.11machです。 また、実用上昇限度とされている18000m以上に上昇しようとするとフライトコントロールシステムにより、強制的に機首下げとなります。 Copyright(c) FLIGHT SIM HERITAGE 1998-2001. All Rights Reserved. 本ページの画像はAIRCOMBAT 遊撃王IIのスクリーンショットであり知的所有権はシステムソフト・アルファーが所有しています。 Some material copyright SystemSoft Alpha (c) 1989. [エアーコンバットII][シナリオ集][シナリオ集vol.2] [エアーコンバットIII][零戦記] [スーパーエアーコンバット][スーパーエアーコンバットII] [スーパーエアーコンバットIII][スーパーエアーコンバット4] [戦闘妖精雪風(PC版)] [FLIGHT LOG][SIM LIST][RANKING] [HOME] |