スーパーエアーコンバットIII
スーパーエアーコンバットIIに続く国産コンバットフライトシミュレーションのシリーズ第6弾です。 プレイヤーは国連多国籍軍のパイロットとして様々な機種を操縦します。 全般
ソフトウエアはCD-ROM 1枚であり、インストール後はHDDを260MB(オープニング用AVIファイル50MB程を含む)程占有します。起動時にCD-ROMが不要なのは便利です。 オープニングは実写とCGを取り混ぜた2分間ほどのAVIになっています。 メインメニューは、SCENARIO、REPLAY、TOP GUN、VIDEO、OPTIONからなります。 SCENARIOは12のミッションからなり、各々にEasy、Normal、Hardを選択できます。近未来の東アジアにおいて、北朝鮮軍が突如38度線を越えて突如南下を始め、半島を占拠し、ついで中国軍も北朝鮮の支援に乗り出し、これらと国連多国籍軍が対決するという設定から始まります。 SCENARIOでは、プレイヤーの機体として、F/A-18、F-22、JAS39、Rafale、Eurofighter、F-15、Su-27、F-14、AV-8B、MiG-29が登場しますが、各ミッションの機体はあらかじめ決められており選択不能です。ミッションによっては僚機が登場しますがこちらも機種選択不能です。 REPLAYではクリアしたミッションを任意の機体に搭乗してプレイしなおすことができます。 アビオニクス及び武装コックピットはエアーコンバットII以来の伝統に従った配置で、HUDと主計器板上の3台のディスプレイにより構成されており、左から順にターゲットカメラ、全周レーダ、燃料/ダメージ/兵装/エンジン表示になっています。自機の機種が変更されてもコックピットは同じですが、ダメージ表示の自機シンボルが、機種により変更されるようになっています。 初心者向けを意図して、速度はm/s、高度はmというロシア機を彷彿とさせる単位系になっています。 武装はMRA、SRA、AGM、BOM、GUNというこのシリーズで定番の一般化された名称になっています。BOMはいわゆるCCRPモードのみで、目標上空を高度速度制限以下で水平飛行すると自動的に投下されます。 ECMもこのシリーズ定番の自動投下&無敵方式になっています。
グラフィック解像度は640x480 32bitカラーで、前作からはテクスチャー表現等が改良されている感じはしますが、どことなくアニメ的な表現です。新旧同機種同アングルで高度2000mを水平飛行した場合の画像を下に示します。 水平線及び雲の高さ、水平線の丸みの有無等の違いがあります。 スクリーンショットは[PRINT SCREEN]でSAC0000x.bmpというファイル名で保存されます。
フライトモデル
バンク中に失速させると、一瞬で一旦水平姿勢に復帰して、その後おもむろに機首を下げていく等、初心者向けの操作の簡単化という一言では片づけられない、フライトモデル云々を超越した感じになっています。 その他にも、水平飛行から機首を上げても速度は落ちない、ある高度を超えるとその時の速度にかかわらず強制的に失速に入る、竹を割ったようなフライトエンベロープ等の特徴があります。 スロットルは、いわゆるアナログスロットルに対応しておらず、ジョイパッドのボタンに対応しているという仕様になっています。これひとつ取っても本ソフトの性格を如実に表していると言えます。 その他
操縦可能機種シナリオ集を含めたエアーコンバットシリーズの操縦可能機種は下表の通りです。
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