零戦記システムソフトの一連のフライトシミュレーションの中で唯一レシプロ戦闘機を題材とし、エアーコンバットIIIの後継として当時結構力を入れて発売されました。 しかし、当時巷に行き渡り始めたPC互換機用の海外物フライトシミュレーション(ACES OF THE PACIFIC等)と比較すると、誠に残念なことにコンバットフライトシミュレーションとしての完成度という点で苦戦は免れませんでした。 プレイヤーは零戦21/52型、紫電改、隼、疾風、F4F、F6F等に搭乗可能です。 キャンペーンシナリオでプレイヤーは帝国海軍連合艦隊司令長官直属の秘密作戦部隊の母艦乗りとして、零戦を駆り米特殊部隊の陰謀に立ち向かうという設定です。 全般
60ページ余りのマニュアルにはキャンペーンストーリー、操作方法及び戦闘機のシミュレーション中における性能一覧表があります。巻末には珍しくデザイナーズノートも付属しています。 ゲームメニューはキャンペーン、ソロフライト、ビデオ、ユーティリテイ、ゲーム終了から構成されています。 キャンペーンでプレイヤーは、帝国海軍連合艦隊司令長官直属の秘密作戦部隊の母艦乗りという設定であり、最初は零戦21型、途中から零戦52型で、太平洋やインド洋を転戦します。
アビオニクス及び武装コックピットは機種毎に用意されています。左下に簡易マップが表示され及び右下には敵位置がCスコープで表示されます。 武装は機関砲/銃のみが模擬され、爆弾等は搭載できません。 従来のエアーコンバットシリーズと異なり増漕タンクや脚の昇降が模擬されていますが、着艦フックは模擬されていません。
グラフィックPC-9801標準の640x400ドット、16色ですが機体や艦船等は程良くポリゴンで表現されています。新開発3D処理により、エアーコンバットシリーズの3倍の高速表示を実現したとされています。 従来のエアーコンバットシリーズでは撃墜された敵機は粉々になっていましたが、零戦記では片翼がもげて煙を出し、落下傘が開く等演出が細かくなっています。 DOS窓で動作可能であり、その場合にスクリーンショットは、[COPY]により、クリップボード経由保存することができます。
フライトモデル
水平最大速度もシステムソフト物のフライトシミュレーションには珍しく高度による変化も模擬されています。 Copyright(c) FLIGHT SIM HERITAGE 1998-2004. All Rights Reserved. 本ページの画像は零戦記のスクリーンショットであり知的所有権はシステムソフト・アルファーが所有しています。 Some material copyright SystemSoft Alpha and Aquasystem (c) 1993. [エアーコンバットII][シナリオ集][シナリオ集vol.2] [エアーコンバットIII][零戦記] [スーパーエアーコンバット][スーパーエアーコンバットII] [スーパーエアーコンバットIII][スーパーエアーコンバット4] [戦闘妖精雪風(PC版)] [FLIGHT LOG][SIM LIST][RANKING] [HOME] |