CHECK SIX
21世紀初頭、南米大陸で確認された時空の歪み「GATE」。プレイヤーはそこで傭兵として、クレジットを稼いで搭乗機体を購入するという、人気小説と人気漫画を足して2で割ったような設定のフライトシミュレーションです。 全般
操作方法等が記述された40ページほどのマニュアルとキーマップが付属しています。 メインメニューはパイロット、機体、環境設定からなります。 パイロットメニューでは複数の登録パイロットについて、所持金や所有機体、撃墜数等を確認することができます。 機体メニューでは機体の購入及び売却が可能です。 購入可能機体はA-4、A-10、F-5E、F-4、F-14、F-15、F-16、F/A-18、F-117、AV-8B、TORNADO、Mirage2000、JA-37、MiG-29と多彩です。開始時のクレジットが少ないのでA-4かF-5Eしか購入できません。お気に入りの機体に乗るためには、がんばってクレジットを貯める必要があります。 トレーニング等はなく、21あるミッションは全てキャンペーンになっています。 プレイヤーは傭兵として、所持金2000クレジットで開始されます。 ミッション終了時には成功報酬の他に目標撃破数に応じて追加報酬が支払われますが、消費した弾薬や燃料、機体修理の費用が引かれた額が手取りとなります。クレジットを貯めるには高価なミサイルの使用を避けて、機関砲と爆弾で切り抜ける必要があります。 ミッション中は通常のコックピット画面の他に戦術マップ画面を使用します。戦術マップ画面では飛行目標を任意に指定可能で、敵機と遭遇したり、目標付近に到達すると自動的にコックピット画面に復帰します。戦術マップを表示中には時間が加速されているので、目標までの往復等の手間が省けて非常に便利です。
アビオニクス及び武装コックピットはHUD及び2台のディスプレイ及び在来計器等から構成されており、左のディスプレイは自動追尾カメラ、中央のディスプレイは全方位レーダです。機種を変更しても、コックピットはどれも同じなのはご愛嬌です。 エアーコンバットIIIと異なり、高度、速度表示の単位はft、ktになっています。 GUN選択時に表示されるレティクルはあまり当てになりません。レティクルが目標と合っているか否かとは無関係にTD BOX下にSHOOTキューが現れた時にトリガーを引くと命中弾が得られます。 武装はAIM-9、AIM-7等実名が用いられており、空対空、空対地等あらかじめ決められた数種類の組合せの中から選択可能になっています。機種に応じて搭載可能な武装の種類と数は変化しますが、実機のそれとは異なっています。
グラフィック解像度は640×400で、16色であり、ディザリングの使い方等、エアーコンバットIIIと同等に見えます。フライトモデル
フライトエンベロープは竹をわったような感じで、高度による水平最大速度の変化が模擬されおりません。加えてMILとMAX AB及び急降下時と水平飛行時の最大速度も同じになっています。 約65500ftに透明な天井があるようで、それ以上には上昇できないようになっています。 その他1993年10月にバージョンアップキットがリリースされ、アナログジョイスティックへの対応、キーボードでの操作性の向上、戦闘機の移動アルゴリズムの向上が図られています。Copyright(c) FLIGHT SIM HERITAGE 1998-2001. All Rights Reserved. 本ページの画像はCheck Sixのスクリーンショットであり知的所有権はペガサスジャパンが所有しています。 Some material copyright Pegasus Japan (c) 1993. [エリア88] [FLIGHT LOG][SIM LIST][RANKING] [HOME] |